エアコンに接続するだけで外気処理『ecowinエアユニット』

現代人の生活をより快適で健康的に

現代の住宅は気密性が高まったことで、従来の住宅よりも格段に住みやすくなりました。しかしこの気密性の高さが仇となり、二酸化炭素、ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物の濃度を上昇させるという新たな課題を招くことに。これらの有害物質を低減させるため、建築基準法により換気設備の設置が義務付けられました。しかし、外気を直接取り入れると「暑い、寒い、花粉やPM2.5が気になる」などの理由で給気口を締めてしまいがち。しかし、これにより室内を漂うホルムアルデヒドなどの有害物質、人から発生する二酸化炭素の濃度が上昇。知らぬ間に“決して健康的とは言えない空間”で生活していたのです。新鮮空気をいかにストレスなく室内に取り入れるかは、まさに現代人の課題でもありました。

 

簡単・快適・健康 ecowinエアユニット登場

ecowinエアユニットは、新鮮空気をストレスなく給気します。市販のエアコンと接続するだけで、エアコンの熱を利用して新鮮な外気を調温、調湿、除塵して室内に取り入れることができる全く新しい外気処理システムです。

 

【冷房時】32℃の外気新鮮空気を約15~20℃にまで冷却

さらに、外気中の水分を屋外にて除湿し、除湿した新鮮空気を室内に給気します。

 

【暖房時】-2℃の外気新鮮空気を約45℃にまで加熱

 

ほとんどの人が知らない「室内二酸化炭素濃度」問題

現代の高気密化された住宅では、室内に新鮮空気を取り入れるための換気設備の設置が義務付けられています。その最大の理由は「ホルムアルデヒドといった揮発性有機化合物」や「私たち人間が自ら生成する二酸化炭素」などの人体に有害な物質が室内に溜まるのを防ぐためとされています。ここでは、意外と知られていなかった室内二酸化炭素濃度の問題について解説いたします。

例えば「暑くて寝苦しい、寒くて寝付けない」という場合、皆さんならどうされますか?
換気扇を切る、または自然吸気口を閉じてしまうのではないでしょうか? しかし換気を止めてしまうと、室内の二酸化炭素濃度はみるみる上昇。朝を迎える頃には2,600ppmにまで至ることもあるのです。

目に見えない危険性、室内の二酸化炭素濃度

室内の二酸化炭素濃度が高い状態で目覚めたとき、息苦しさや眠気を感じるだけでなく、ひどい場合には頭痛やめまいなどの健康被害を引き起こすこともあります。無色・無臭の二酸化炭素が、実は恐ろしい物質であったということが下の図からご確認いただけます。

無意識のうちに、生活環境は悪化している

実際に、あるご家庭にて二酸化炭素濃度のモニタリングを実施いたしました。このご家庭は、新築住宅の在来工法で、特に気密測定をしておらず、高気密高断熱の家でもありません。ご夫婦の寝室にて、①給気口を閉じた場合と②エアユニットで給気した場合の、それぞれの二酸化炭素の濃度変化をモニタリングして、グラフ化し、実証評価しました。その結果に唖然としました。

①第三種換気ONで、給気口を閉じた場合→二酸化炭素濃度は最大で2,980PPm
②第三種換気ONで、エアユニットで給気した場合→二酸化炭素濃度は最大で918PPm

という結果になりました。建築基準法では、1,000PPm以下ですから、気づかぬ間にいかに不健康な暮らしをされてきたのか、衝撃的な結果でした。下の図は、モニタリングしたご家庭で実際に計測した二酸化炭素濃度をグラフ化したものです。

モニタリングにご協力いただいたご家庭にエアユニットを導入したことで、生活環境は劇的に改善されました。寝ている間も新鮮でクリーンな外気を室内に給気し続けてくれるので、朝の目覚めは「まるで大自然にキャンプに行った時の朝のようにすっきりです」とご満足いただけています。

 

ただ「新鮮空気を取り入れれば良い」ではない。
花粉、PM2.5の除塵も軽視できません。

ecowinエアユニットと接続する推奨の給気ファンにはPM2.5対応の高性能フィルターを取り付けられます。このフィルターが新鮮な空気に混じった花粉、PM2.5を除去してくれます。次の写真は、熊本市内の公園付近にあるマンション9階の一室で使用した高性能フィルターです。ご覧の通り、目に見えない空気の汚れがフィルターの目地にびっしりと取りこまれています。

実はこのフィルター、給気ファンに取り付けてから「たった20日間」しか経過していません。1カ月単位で取り換える高性能フィルターが、20日間でここまで汚れていました。もしもこれが大都市圏内であれば、高速道路や国道に面した土地であれば、どれほどの汚れになるのでしょうか。きちんと換気さえすれば二酸化炭素濃度の問題は解決しますが、除塵をしなければ新鮮空気と一緒に汚れまでもが家中に入ってしまいます。除塵機能は、決して軽視できるものではないのです。

 

<エアユニットの特長>

◆市販のエアコンと給気口に接続・設置するだけで調温・除湿・除塵
◆厳寒・猛暑でも快温・快湿で給気
◆導入の空調システムを補助でき省エネ
◆設置簡単。エアコン工事ができる方ならどなたでも
◆除塵用フィルターはスリーエム製。PM2.5も除去。お取替えも簡単
◆ファン以外は温度や湿度を制御するパーツが無く壊れにくい構造
◆本体は無動力。ステンレス筐体で熱交換器を保護。耐候性・耐久性が高く、シンプルで壊れにくい構造

 

■製品概要

製品名 :ecowin エアユニット
寸法、仕様:外壁部 H480×W324×D130mm
重量 6.1kg
給気口接続対応寸法 φ150mm

 

■販売価格について

オープン価格となります。お気軽にお問合せください。
※エアユニットの設置台数は、1棟につき1~2台となります。物件の坪数や間取り(居室の数)によってもご提案台数は変動します。